ニューヨークで開催された「 The New Music Seminar conference」のパネルセッションにおいて、YouTubeの音楽責任者、ライアー・コーエン(Lyor Cohen)氏が、「YouTube Red」と「Google Play Music」のサービスを統合し新しいストリーミングサービスを計画していことを明らかにしました。
コーエン氏が、YouTube Redの音楽サービスが人気がないことを質問されると、「重要なのは、YouTube RedとGoogle Playミュージックを組み合わせて1つのサービスを提供することだ」と述べました。
「YouTube Red」は、まだ日本ではサービスが提供されていませんが、有料サブスクリプションサービスで、広告なしの動画、音楽の連続再生、オリジナル動画などを視聴できるのがメリットです。しかしサービスが提供されてている米国では今ひとつ人気がありません。
コーエン氏は、音楽プロデューサーでもあり、ワーナーミュージックにも在籍したことがあり、音楽業界に精通しています。
両サービスを傘下に持つGoogleは、完全に2つのサービスを一つのサービスに統合することはなく、どちらか一方のサブスクリプションサービスに加入するともう一方が無料で利用できるようにする計画のようです。
利用者にとっては、追加の利用料金が必要なくて2つのサービスが利用できるのであれば非常にメリットがあります。しかし、広告なしの動画を見る人が増えれば、YouTubeの広告料収入を減らしてしまう可能性があります。
(via The Verge)
Last Updated on 2017年10月6日 by Editor
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