失敗は、人を育てる。
たぶん、そうなのでしょう。でも、逆境にいる最中は、一刻も早くその苦悩から逃れ、元のような状態に戻りたいと願うものです。
でも、組織の中や様々な人間関係の中では、そう簡単に元の状態に戻すことはできません。信用は、一瞬で失われ、信用の再構築には多大な年月を要します。
そんな逆境の中で、苦しんでいる自分を見つめてみると、結局、自分を痛めつけているものは、自分自身の心の声だということに気がつきます。
不調なときは、絶えず心の中のマイナス思考声がささやきかけ、より不幸になるイメージが次々に浮かんできて、頭の中を離れません。それが苦しみの連鎖を産み出します。
「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック」の著者、ジェームズ・ドゥティ博士は、子供の頃、ある女性と出会い、心の声を消す方法を学びます。
そして、自分の夢を実現する方法も。それはまさしく「マインドフルネス」の手法でした。
その不思議な力と縁によって、貧乏で成績もよくなかったドゥティ博士が、有名な脳外科医へと出世していきますが、そこには慢心の罠が控えていました。
博士は、その逆境の中で人生を見直し「共感」の大切さを認識します。
私たちも逆境の最中にいるときには、自分のことしか考えられなくなるものです。
でも、実はそれがさらに自分を苦しめることになってしまいます。
そこから抜けて、心の中でつぶやくマイナス思考のDJを消す方法を見つけなければなりません。
それが幸福への第一歩です。
筆者も現在、逆境の中にいます。そんな人が呼んでくれた嬉しい本です。ともに頑張りましょう!!
・Kindle本
・リアル本
Last Updated on 2020年5月18日 by Editor
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