iBooks Authorを使えばいとも簡単にiBooks対応の電子書籍を作成することができます。
作成は簡単で、ある程度自由に配信できるようになると、既存の出版界はどうなるのでしょうか?
現在、大きな脅威を感じているに違いありません。中にはAppleの土俵に乗って行くことに嫌悪感を感じる出版社も多いでしょうが、小さなところや個人にとっては大きなビジネスチャンスが到来します。
製作・流通のハードルが下がれば、あとは中身の問題です。そうなるとプロとアマが玉石混交の音楽業界のようになる可能性があります。いや、それよりももっとハードルが下がるでしょう。
教科書業界においても、特に検定のない大学の教科書は敏感に反応でするでしょう。理系の学生などは、高価で重い本を何冊も持って学校に行く必要がなくなり、iPadだけを持ち運べばよくなりますから、教材となる電子書籍がネット上に流通したり、教員が作成して配布すれば一気にそちらに流れるでしょう。
また、ソフトウェア業界にとっても、iBooks Authorのように簡単に電子書籍を作成できるアプリが無料で配布されるのは、たまったものではありません。
adobeの製品などは高価で高機能のため、それなりのアドバンテージがあるのかもしれませんが、通常の教科書レベルであれば、iBooks Authorで十分でしょう。
Appleは本当に面白いツール(アプリ)を出してくれたものです。
Last Updated on 2017年5月4日 by Editor
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