電子書籍フォーマットEPUB3.0の最終仕様が5月に公開され、縦書きがサポートされる

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日本語の電子書籍が普及する環境が整ってきました。

AppleのiBooksはEPUB形式の電子書籍をサポートしてます。しかし、今までのEPUB2.xでは、縦書きをサポートしてないがために、仕方なく横書きで日本語を表示するしかありませんでした。(もりろん、正式に書籍は販売されていません)

EPUBとはInternational Digital Publishing Forum(出版社等で構成)が策定した電子書籍フォーマットで、基本的に以下のような仕様です。PDFとは違い、文字の大小を調整できますし、それによって図版レイアウトが崩されることがありません。

(以下、電子書籍フォーマットEPUB3.0の動向とXMLから引用)

  • ウェブ標準技術を応用した電子書籍フォーマット
  • 文書内容は XHTML、レイアウトは CSS で指定
  • 書籍の情報や目次データを合わせてZIP形式で圧縮
  • 現行 EPUB2.0 は、XHTML1.1 と CSS2 を使う
  • レイアウトは CSS2 なので、縦書きが出来ないなど、日本語組版で問題が…
  • EPUB 仕様改訂 → 次期 EPUB 3.0 へ(2011年5月、仕様勧告予定)

それが、EPUB3.0で以下のようになります。

  • 最新の Web 標準技術を利用: (X)HTML5 と CSS2.1+CSS3(一部)
  • CSS3 Writing Modes:縦書き、縦中横
  • CSS3 Text:禁則、行揃え、約物の詰め、和欧文間アキ、圏点など
  • ルビ(HTML5 ruby)
  • 段組(CSS3 Multi-column)
  • 外字は? まず Unicode です。次に IVS (Unicode 異体字セレクタ)、それ以外はフォント埋め込みなどで
  • フォント埋込み(CSS3 Fonts)
    • WOFF、OpenType、SVG Fonts
    • unicode-range:外字対応
  • SVG(ベクターグラフィック)、MathML(数式)
  • マルチメディア(音声、動画)
  • DAISY との連携:だれにでもアクセシブルな書籍・教科書へ

今年は、Google とAmazonが日本国内で電子書籍ストアを解説すると言われていますし、当然ながらApple も追随すると思われます。EPUB3.0で縦書きがサポートされたことにより、電子書籍が普及する環境が整ったようです。

後は出版社と販売側の交渉がうまくいくかどうかです。できれば夏までには、本格的な電子書籍ストアがオープンしてもらいたいですね。

 

 

Last Updated on 2015年7月22日 by Editor

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