「iPhone 8」と「iPhone 7s Plus」のディスプレイ領域の比較図(現行の1.78 : 1を維持)

iPhone 8は、5.8インチというディスプレイ・サイズ(ディスプレイの対角線の長さ)は、明らかになっています。(ほぼ正確な情報と予想されます)
しかし、実際のアプリケーションで利用できるディスプレイ領域のサイズは、今のところ不明です。

開発者としてコード解析で有名なSteve T-S氏が、「iPhone 8」と「iPhone 7s Plus」のディスプレイのサイズを比較しています。(上の画像と下のTwitter) これを見ると2つのモデルで明らかに縦横比が異なります。

赤色と黒色の領域(青線で囲った部分)が「iPhone 8」のディスプレイで、緑色と黒色の領域(黄色で囲った部分)が「iPhone 7s Plus」のディスプレイです。これを見ると「iPhone 8」は縦のサイズが長く、iPhone 7s Plusは横幅が広くなっています。(下画像)

赤色の部分はSteve T-S氏によると「ノッチ」と言われています。この領域はAppleが情報表示などに使用する領域で、サードパーティアプリケーションでは利用できないと考えられます。上の赤色の部分には中央部にカメラやLEDフラッシュ、各種センサが配置され、左右のみがディスプレイとして利用可能で、電波状況、時刻、バッテリー残量などの表示領域となります。

これまでのAppleは、ホーム画面(ディスプレイ)の縦横比は、同じになるように工夫してきました。これはアプリ開発者が、一つのアプリについて縦横比が異なる複数のバージョンを作成しなくて済むようにするためで、開発者の負担を増やさないようにするための配慮でした。

従って、現行モデルの「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」のディスプレイサイズの縦横比は共に「1.78 : 1」を採用しています。


従って、「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」のディスプレイ縦横比は同じだと考えられますが、「iPhone 8」は、この画像を見る限りこれまでと異なっています。実際に上の画像の「iPhone 7s Plus」のディスプレイの縦横比を計測すると、「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」と同じく、「1.78 : 1」となっています。

では、「iPhone 8」の縦横比はどのようになるのでしょうか?

一つの解決策として考えられるのがiPhone 8の栗領域の下に仮想ホームボタン領域(ファンクションエリア)を設置して、実際のアプリケーション領域は、「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」と同じにするという方法です。

筆者は、おそらく、そうなるのではないかと予想しています。そこでSteve T-S氏の画像を元に以下のような画像を作成してみました。水色の部分が、横幅を変えずに「iPhone 7 Plus」と同様の縦横比である「1.78 : 1」にした場合の領域です。

下部の黄色の枠内(黒色と赤色の部分)が、いわゆる「ファンクション」エリアとなり、仮想ホームボタンやガイドボタンの表示領域になるはずです。

赤色と黒色の部分が一体で使用されるのか、別々に利用されるのか、それとも場合によって分割使用されたりするのかは、今のところ分かりませんが、この画像を見る限り、64ビット化されたサードパーティーアプリケーションは、手を加えることなく動作すると考えられます。

あとはこのファンクションエリアのどの部分をサードパーティに公開するのか。それともしないのかというのが興味があるところです。