[腐敗議員を晒す男]参議院議員のガーシーに適用されるかどうかが微妙な「不逮捕特権」とは?

世襲政治家が、多くなるのも親から受け就いた既得権が美味しくて手放せないからだ。
そんな政治家の裏側を晒そうとしているのが、ガーシーだ。そのガーシーが参議院議員に当選後、マスコミの論調は、ドバイにいて日本の国会に出席しないのは国会議員として仕事をしていないとの意見が支配的だ。

しかし、ガーシーは、当選する前からドバイに渡っていた。彼はギャンブル中毒で、昨年、BTSに会わせるとして人から集めた何千万円かの大金をギャンブルで溶かしてしまった。いわゆる使い込みで、それが詐欺行為と言われるようになった。

これが詐欺に当たるかどうかは、初めから騙す目的でお金を集めたのか、集めたお金についつい手をつけてしまったのかで、詐欺罪か横領罪かの違い出てくる。現在は、支援者の援助もあり、そのお金は返済し、被害者とも和解しているが、詐欺罪は親告罪ではなく、その事実を警察が知れば捜査できる重い罪だ。

国会議員の不逮捕特権は、個人的な刑法犯を想定したものではなく、権力側の介入を防ぐための権利であるから、考え方によってガーシーへの適用される可能性がある。

個人的な詐欺罪と見なされれば、警察が内閣に逮捕許諾請求を行い、国会で議決されれば、不逮捕特権はガーシーに適用されなくなる。
しかし、この不逮捕特権は、たとえ個人的な犯罪でも国家会期中であれば、国会活動ができないので認められるという説もあり、実際の所は、ガーシーが日本に帰ってみないと分からないというのが現状だ。

ガーシーは、所属するNHK党の立花党首が述べているように、国外にいても大きな仕事をすれば、世論が見方をするので、警察も取り調べや逮捕許諾請求を行うことができないだろうと考えている。それが、木原官房副長官など国会議員に関する暴露で、これまで国民が知ることのなかった国会議員の実情を表に晒すことのようだ。

この暴露が、ガーシーの国会活動として立花党首もガーシー自身も考えている。それを期待して多くの国民がガーシーを支持したとも言えるが、これは既得権益を脅かされる国家議員には通じない話だ。

これらのことからも今後のガーシーの国家議員生命は国民世論にかかっている。

M林檎

Last Updated on 2022年8月13日 by Editor

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