美味しいものを食べながら痩せようと思うダイエットは、ほとんどと言ってよいくらい失敗する。
ただし、例外がある。ダイエットにいくらでもお金をかけることができる富豪になれば話は別で、例えば精進料理のようにカロリーが低く、バランスのとれた美味しい食事を摂りながら痩せることができる。
では、一般人はどうかというと、お金をそれほどかけることができないから中途半端になる。
元々ダイエットは、食べるカロリーよりも消費カロリーが多ければ、自然に痩せていく。
これは誰でも分かっている結論なのだが、ほとんどの人が目を背けて、食物繊維、ビタミン、野菜を多く食べる、など様々な手を使って楽に痩せようとする。
楽に痩せることは難しいがために、そこにダイエットビジネスが出現する。一般庶民は、無駄なお金を支払ってダイエット食品を購入したり、低糖質プログラムを実行したりする。
多くの人が一度は成功するが、リバウンドを繰り返し、次から次へと別のダイエット方法を試すことになる。
これは奇妙な話しだ。多くの人たちがお金をかけて楽に痩せようとするが、ほとんどの場合、一度は成功してもそれを維持できない。
それは、食べる行為が心の問題なので食べ過ぎてしまうことを制御できないからではないか。
食べ過ぎることと、アルコールを飲み過ぎることは、その悲惨さに違いがあるにしても両方とも依存症ではないのか。
そうでなければ、これだけ多くの人が食べ過ぎに苦しむ事はないはずだ。
運動はなかなか続かないので、痩せるためには単にカロリーを減らすだけでよい。その単純なことができれば、ダイエットは成功する。
そのために重要なことは、仕事でも趣味でもいいから、何か創造的で没頭できることを見つけることだ。そうすれば、心は満たされ、食への興味は急速に薄れていく。
このタイエットは、打ち込むことがある間は失敗しない。なぜなら、食に対する我慢がないからだ。
Last Updated on 2020年6月29日 by Editor
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