焼肉、鮨、唐揚げ、ピザ、お刺身と日本の食べ物は非常に美味しい。
特に最近はデフレが続いているためにお安く食べられる店が多い。そこで、日頃から食事は腹一杯食べる習慣がつきやすい。
筆者もそうだが、腹一杯食べる習慣がつくと、食べるのが速くなっている。
食事を「味わう」というより、食事を「食らう」というスタンスになってしまっている。
「喰らう」というのは、人間として悲しい。
もう、食事を味わっていないのだ。体の食欲の反応しているだけだ。
よく体の声に耳を傾けてみると、何かを欲しいと思う前に体が反応している。これは脳科学でも、良く言われることで、人間のほとんどの判断が、脳の自動的な反応で、あとから、あたかも考えて行動しているように脳内でつじつまをあわせているとのことだ。
だから、日常の食べたいという反応は、脳の習慣的に基づく機会反応なのだ。
正常な判断力をもって、食事を楽しむためには、この機械的な反応から、できるだけ抜け出すしかない。
そのためには、食べる前に食事に感謝しする習慣を付けることが、重要だ。
そして、意識的に早食いは止めて、食べ物をよく噛み、舌で舌触り、甘みや辛みや苦みなどを味わう。同時に周りの音や空気の流れを全身で感じる。これを繰り返して食べる。そこに判断はない。
さらに早く食べたいという体の反応をそのまま流して、ゆっくりと食べることに注視する。
しかし、このように食べることもいずれ習慣となり、機械的な反応になってしまう。
だから、それに気がつく度に全身で「味わう」ことに注視するのだ。
合掌
Last Updated on 2020年5月18日 by Editor
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