文章というものは、つくづく奥が深いと思う。筆者もブログで文章を書いているが、基本的に表現が単調で、ワンパターンになってしまう。
プロの作家の小説やエッセイを読むと、その表現力に(当然ながら)脱帽してしまう。
しかし、文章はそうそう上手くなるものではないし、元々、湧き出る水の少ない泉のような枯れかけたアタマからは、単調な文章しか出てこない。
ただ、こう嘆いていてもしかたがない。
今回の田中 泰延 (著)「読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術」は、文章が上手くなるためのハウツー本ではない。
おそらくそのような本を読んでも文章は上手くならない。書くことへの執着や湧き出るエネルギーこそが、文章を変えてくれるに違いない。
そんな「技術」を学ぼうとする人は、
出発点から間違っている。
もっとシンプルに、
あなたが読みたいことを、
あなたに向けて書けばいいのだ。事実の中に、あなただけの発見を見出し、
調べて、自分に向けて書く。
その結果、あなたは誰かとつながり、
人生が変わる。
そう、文章が好きで、自分の向けて書けばいいのだ。
文章とは、ただただ、糞尿のように足ればガスものではなく、自分を見つめるツールなのだ。
自分と見つめ合い、心から出てくる文章をつむぎ出す。それこそ、満足感を得る方法なのだ。
Last Updated on 2019年6月19日 by Editor
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