Apple、iPhoneのカメラと光センサーで健康データを測定する特許を取得

Appleが、米特許商標庁で公開した資料によって「Electronic device that computes health data」という特許を取得したことが分かりました。

この特許では、iPhoneのフロントカメラを利用して健康データを測定するもので、カメラに指をかざすことによって、電気的・光学的に心拍数、心臓の電気的な活動（心電図）、感情状態および/または他の生理学的状態を示すガルバニック皮膚反応、体脂肪、血圧を測定するものです。

測定に利用されるのは、iPhoneのカメラ、周囲光センサ、近接センサーを利用して放出された光に反射した反射光を測定し、データ解析します。

ただし、体脂肪や心臓の電気的な活動をデータ化するには、電流による測定が必要です。
これには電気的な処理が行えるような機能をiPhoneに追加することが必要です。

多くの測定がカメラと光センサーによって行われるということで、測定の正確性も合わせて注目が集まる特許技術です。

（via PatentlyApple）

Last Updated on 2017年8月9日 by Editor