Appleが、米特許商標庁に2017年8月3日に出願した特許で、iPhoneやiPadに「覗き見防止のフィルター」が不要になる技術を開発していることが明らかになりました。
特許の名称は「Displays With Adjustable Angles-of-View」で、Appleが開発した視野角を調整可能なディスプレイ技術は、これまでiPhoneやiPadなどで利用されてきた「覗き見防止のフィルター」が不要になる、ある意味画期的な技術です。
取り付け可能なフィルタを使用する代わりに、一連の基板層という形でディスプレイに統合され、それらの基板層の間には液晶素材の層が挿入される。これにより、基板層にカラーフィルタと薄膜トランジスタを搭載することが可能になる。
液晶層は、電極を使って制御することができる。これにより、フィルタ層の一部を暗い、または半透明の状態に変えて、ディスプレイの視野角を制限することが可能だ。
(via CNET)
近い将来にiPhoneやiPadがこの機能を量産化できるならば、特に電車通勤の多い日本では他のメーカーに対するアドバンテージにもなるし、ビジネスシーンでもスマホやダブレットで何をしているのか分からないのはイイですね。ちょっと脱線ですが、LINEの画面には特徴がありすぎて、仕事中に使いにくいという人には朗報です。
もちろん、iMacやMacBookシリーズに搭載されれば、情報保護になって窓口業務などで使いやすくなります。
このことで思い出したのが、Appleが独自でディスプレイを開発し始めたとの情報です。
一般的なディスプレイならばSamsung、LGディスプレイ、ジャパンディスプレイ、シャープなどに任せておけばいいでしょうが、Appleは、どうもディスプレイの革新を考えているようですね。
Last Updated on 2017年8月4日 by Editor
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