iPhoneのNFC(Near Field Communication)は現在Apple Payに活用されていますが、iOS 11でサポートされる新フレームワーク「Core NFC」によってさらに用途が拡大しそうです。
例えば「Core NFC」が組み込まれたアプリを開き、NFCタグを読み込む準備が整うとiPhoneに「Ready to Scan」(スキャンの準備が整った)というチェックマークがが表示されるので、NFCタグが貼られた商品などにiPhoneを近づけるとタグ内の商品情報を読み取り、それをアプリに表示させることができます。
サイバーセキュリティ会社のWISeKeyが、先日この「Core NFC」を利用したタグを自社の「CapSealスマートタグ」に利用することを発表しました。
「CapSealスマートタグ」は、主にワインボトルのような製品の認証、追跡、偽造防止に使用されるとのことで商品の管理が容易になります。
今後、「Core NFC」を利用したタグが活用されるようになると、博物館では展示品の情報をアプリを利用して見ることができるようになったり、様々なストア内で販売されている商品情報やそれに関する情報を表示させたりすることができるようになります。
「Core NFC」を利用するタグが広まると、一般ユーザーにとっては商品情報が入手しやすくなり、ビジネス用途では商品の流通管理などがしやすくなるというメリットがあります。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年8月30日 by Editor
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