Worldwide Developers Conference(WWDC)でAppleは、iPhone、iPad、Macで利用できる音声アシスタントSiriの機能を拡張し、幅広いサードパーティアプリで利用できるようするとReuterが報じています。
iOS 10からは乗車予約、メッセージング、写真検索、支払い、VoIP通話のサードパーティアプリでSiriの利用を許可していました。
しかし、今回Siriの拡張がそれほど期待できないのは、これまでのAppleのエンジニアのスタンスが、Siriが人間と話すように話すことで動作することに拘っているので、それがSiriの利用用途を拡大することを制限することになっています。
それ比べて、同じ音声アシスタントのAmazon Alexaは、Appleのような厳密な考え方ををせず、約12,000ものスキルをこなすことができます。AmazonはAlexaが少々間違っても、人間やアプリがフォローするというAppleに比べるとアバウトなスタンスをとっています。
Amazonは、音声アシスタント踏査デバイスによってショッピングやオンラインサービスを利用してもらって利益を上げようとています。
それに対してAppleは日常会話のような命令で、UberやLyftのサービスアプリを開き、旅行の予約を開始するようになっています。しかし、AlexaはSiriよりも具体的な指示がないと動作しませんが、Alexaはピザを注文できますが、Siriにはそれができません。
もちろんAmazonも、Alexaが自然の言葉で動作するように改善に努めようとしています。
Reuterは、AppleあはWWDCでSiriの拡張を発表するだろうが、Alexaのこなせるスキルの数には遠く及ばないと述べています。
Last Updated on 2017年6月3日 by Editor
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