現在公開されているiOS 9やiOS 8.4には、多様な人種や同性愛を表す同性同士が並んだ絵文字が搭載されていますが、同性愛の絵文字が、ロシア警察の捜査対象になっていると驚きのニュースが報じられています。(via 9 to 5 Mac)
なぜ、捜査対象となっているかというと、2013年にロシア国内で同性愛を知らしめる行為を禁止する同性愛禁止法が施行されたからです。
同性愛禁止法の概要は以下の通りです。
「未成年者にいわゆる同性愛を宣伝することを禁じる法律で、同性愛者の権利を主張するイベントを実施したり、同性愛が異性愛と同等だと主張したりした場合、罰金ないし禁錮刑に処されることがある。」(WSJ)
今回、Appleの絵文字が、この法律の捜査対象となっていることで、違反が確定すれば、Appleは100万ルーブル(約180万円)の罰金を支払う必要があります。
Appleにとっては、ティム・クックCEOが、自らゲイだと告白し、会社を挙げて多様性を促進する方向へ向かっているだけに、絵文字を修正するかどうか、難しい判断を迫られそうです。
Last Updated on 2017年9月22日 by Editor
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