【モバイル林檎のパイナップル狂時代】P5,上級国民になりたい?

先日、石原伸晃衆議議員が、新型コロナに感染し、無症状にも関わらず、大事をとって入院したという事実を多くの国民は理解できなかった。世の中には、症状が出ても入院できず、自宅で死んでいくという人がいるのに無症状で入院できるのは、明らかに特別扱いだ。

もしも、石原氏が、特別扱いで入院していなければ、ひょっとすると他に助かる命があったのかもしれない。政治評論家の田崎史郎氏は、あるテレビ番組において東京医科歯科大学病院にコネがあったから石原氏が入院できたかと述べている。

このコネというのは、いったい何なのだろうか。

おそらく石原裕次郎の甥、石原慎太郎の息子、衆議院議員として、大学病院の有力な医者との繋がりがあったのだろうと想像できる。大病院の医者でも、有名人に弱いし、有名人は必ず、医者に実弾を手渡すのだ。

病院には、国民を病状に応じて平等に取り扱うというような縛りを受けていない。だから、診察したい病人を診察することができる。だから、石原伸晃を入院させた医師も別に規則に反してはいないし、病院にとっては、有力政治家を粗末にするという噂が立てば、VIPからの評判にも関わってくる。

実は、有名人でなくても特別待遇を受けている人は多くいる。金持ちであったり、社会的な地位があったりする人たちだ。そのような人たちに医者は弱い。こそっと、何十万円かのお礼を渡されれば、特別待遇をしたくなるのが人情だ。各病院も表向きは、お礼を受け取らないことになっているが、多くの病院が、そのあたりは大目に見ている。

以上のことは、誰もが知っている事実だが、これが公然の秘密となっているところが恐い。

まあ、自分が治療を受けているのが公立病院だから、医者にお金を包めば賄賂になると思っている人は、考えすぎだ。彼らも、都市部にいる限りは、決して多くの給料をもらってはいないから、こそっと、お金を包めば、効果絶大だ。もちろん、病院によっては厳しくお礼の受け取りを禁じているところもあるが、それは、それなりの給料を支払っている病院だ。

さて、上級国民とは、どのような人たちなのか?

上級国民の定義が必要だが、なかなかこれが難しい。

重要なのは、年収や地位だ。

これは独断と偏見だが、年収は3千万円以上、地位は、国会議員、大企業の役員以上、中小企業なら社長クラスだ。要するに50万円以上お金をすぐに支払える人たちだ。

そういえば、年収が三千万を超えると見える世界が違ってくると、かのホリエモンも言っていた。年収がそれくらいになると出入りするホテル、レストランやスポーツジムもランクが上がってくる。それに連れて、知り合う人たちのランクも変わってくる。知り合いが変わると、入ってくる情報も異なってくる。ビジネスに関しての質の高い情報や投資話が転がり込んできたりする。

特に外資系の高級ホテルや帝国ホテルの常連となってくると、自分自身が選ばれた人間のように思えてきて、プライドがくすぐられる。筆者は、上級国民ではないないし、友達にも上級国民はいない。もしも、上級国民の生活の一端を見たければ、渋谷の松濤地区を一歩きしてみれば、上級国民の豪華で巨大な邸宅に驚くはずだ。

大邸宅の1階ガレージには、ポルシェ、メルセデス、BMWなどの高級車が複数台鎮座しているのも珍しくない。大邸宅は、その維持費にも莫大なお金がかかる。広い部屋が多く、床暖房まで入れているため、光熱水費は月に何十万円にもなる。松濤の大邸宅に住むためには、少なくとも数億円の年収がないとダメだろう。

 

Last Updated on 2021年2月26日 by Editor

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