AnandTechによって公開されたSnapdragon 888チップのGeekbench 5テストでは、シングルコアスコア1,135、マルチコアスコア3,794を獲得しました。AppleのA14チップを搭載したiPhone12 Proは、シングルコアテストで1,603点、マルチコアテストで4,187点を獲得し、A14の方が性能が上回っています
A13チップを搭載したiPhone11 Proは、シングルコアテストで1,331点、マルチコアテストで3,366点を獲得しました。Snapdragon 888は、わずかではありますが、マルチコアテストでA13を上回っています。
GFXBenchを使用したグラフィックテストのベンチマーク結果では、Snapdragon 888は毎秒86フレームを記録し、iPhone SE、iPhone 11シリーズ、およびiPhone12シリーズの後塵を拝しています。そしかし、Anandtechは、消費電力によってはSnapdragon888がトップになる可能性があると述べています。
Snapdragon 888は、AppleのiPhoneで使用されているA13またはA14 SoCのピークパフォーマンススコアにかなわないように見えますが、持続的なパフォーマンスはチップの消費電力に大きく依存します。これが4〜4.5Wに達すると、2021年の主力Androidスマートフォンの大部分は、このピークパフォーマンスの数値を維持し、QualcommがAppleからモバイルパフォーマンスの栄冠を取り戻すことができる可能性があります。
また、他に考慮すべき点は、Snapdragon 888が以前のバージョンよりも大幅に改善されていることです。実際、今年はCPUパフォーマンスが25%向上し、GPUパフォーマンスは35%向上しています。
(via MacRumors)
Last Updated on 2020年12月19日 by Editor
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