新型コロナウイルス感染症への対応を検討する政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の議事録が作成されていないことが問題になっています。
問題になっている一番の理由は、議事録を作成していないと後日、歴史的検証ができないということだ。
政府側は、未作成の理由について議事が異様で十分で、議事録が公開されるとの前提があれば、自由闊達な議論が阻害されると述べています。
しかし、安倍政権の行動パターンを振り返ると、公開されない理由が見えてきます。誰しもが分かっていることなのですが、マスコミはその理由を報じません。
専門家会議の委員からは、議事録を公開してもかまわないとの声が聞こえます。当然です。科学者は科学的知見に基づいて発言しており、公開されても別にかまわないのです。(一部、科学的知見によらない発言もあると思いますが・・・)
議事録未作成の結論は、明確です。
正式なメンバーではありませんが、出席した政治家や官僚が、科学的知見に基づかず、政治的判断で発言している部分が公開できないのです。
それが、もしも、専門家会議の議論と大きく食い違っていていたらどうでしょう。
結局、専門家会議の議論が、政治家や官僚の保身のためにねじ曲げられているとしたら・・・
また、政治家の知見を疑うような発言が連発されていたら・・・
都合の悪い部分(議論のプロセス)は、書かなくてもよい議事概要が、政治家と官僚には、好都合なのです。
以上は、推測ですが、これ以外に公開しない理由は考えられません。
Last Updated on 2020年6月9日 by Editor
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