ホリデーシーズンにおけるiOSアプリは、記録的な売上げを記録しました。これを受けてAsymcoのHorace Dediu氏の調査によると、もしかするとApp Storeの売上げが、世界の映画産業全体の興行収入を追い抜くのではないかと推計しています。
Dediu氏は、2015年にApp Storeの売上げが米国映画業界の興行収入を追い越したと指摘し、それが、今年中に世界市場でも当てはまることに気づきました。
Appleは2017年に265億ドル(約2兆9,200億円)に達する開発者の利益を強調する傾向がありますが、AsymcoはAppleのカット(Apple税と言われる3割の取り分)も考慮に入れて総消費額の見積もりを調べました。(約380億ドル程度になるのでしょうか)
2017年にAppleはアプリのセグメント全体で総額570億ドル(約6兆3,000億円)を売り上げました。(デベロッパーへの支払いを控除したもので)これはフォーチュン100レベルに匹敵するものです。
Dediu氏はまた、アプリに費やす総額はアプリ経済の一部に過ぎないと主張しています。多くの大企業は無料アプリを提供していますが、AmazonからUberには、かなりの収入があります。すべての経済活動の価値を加えると相当な額になります。
2017年のiOSの経済活動の推定値は約1,800億ドル(約19兆9,000億円)です。ハードウェアの販売を含む、iOSの経済は2017年で約4,800億ドル(約53兆円)に達します。
現在の成長が続くとDediu氏は、5,000億ドル(約55兆2,000億円)に達すると予想しています。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2018年1月16日 by Editor
関連記事をどうぞ!
※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)