The Philippine Starによると、Appleが、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領やフィリピン政府の超法規的な薬物戦争を賞賛しているゲームをApp Storeから削除したと伝えています。
事の発端は、薬物使用者の健康や人権を守る人権団体「アジア薬物使用者ネットワーク(ANPUD)」が、Apple CEOのTim Cookに、人権無視のドゥテルテ大統領と政府がを称賛したいくつかのiOSゲームを削除するよう要請する書簡を送ったことです。
ドゥテルテ大統領は、昨年6月に大統領に就任して以来、公約であった麻薬撲滅を積極的に推進しており、人権団体によると警察と自警団とをあわせて、麻薬使用者を13,000人以上を殺害しているとのことですが、正確な数字は把握できていません。
殺害された人の中には、麻薬に関係の無い人の誤った殺害も含まれていますが、フィリピン国内の麻薬蔓延は酷く、大統領の超法規的措置については、批判はあるものの、いまだに高い支持率を得ています。
今回、削除されたアプリは、ドゥテルテ大統領が犯罪者を殺していく「Fighting Crime」や「Tsip Bato: Ang Bumangga Giba!」などです。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年11月29日 by Editor
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