Strategy Analyticsの調査(8月2日発表)によると、世界のスマートフォンの出荷台数は、2016年第2四半期の3億4150万台から2017年第2四半期には3億640万台へと5.5%の伸びを記録しました。
アフリカのような新興市場での販売好調や、Androidモデルのアップグレードにより、西ヨーロッパなどの地域で売上げが増加したとのことです。
首位のSamsungは2017年第2四半期に世界全体で7950万台のスマートフォンを出荷し、2016年第2四半期の7765万台から年間約200万台増加しましたが、シェアは2016年の22.7%から22.1%へとわずかに減らしました。
Samsungは昨年のGalaxy Note 7バッテリー問題を乗りこえ、革新的なベゼルレスデザインを採用した新しいGalaxy S8をリリースしました。Galaxy Note 8のアップグレードにより、今後数週間でSamsungをさらに販売が強化することが予想されます。
2位のAppleは、2017年第2四半期に世界全体で4100万台を出荷しました。iPhoneのシェアは若干減らし、前年同期のシェア11.8%から11.4%となりました。
AppleのiPhoneは中国ではあまり人気がなく、世界的な販売には限界があります。今年後半にAppleの噂になっている10周年記念モデルとなるiPhone 8の発売があり、ホリデーシーズンに向けてiPhoneの販売をどのくらい伸ばすか注目を集めています。
非常に出荷台数を伸ばしたのがXiaomiです。2016年第2四半期シェアの4.3%から飛躍し、2017年第2四半期に世界のスマートフォンの市場でのシェアは6.4%となり、出荷台数は58%伸びとなり、5年ぶりに5位の座を獲得しました。Redmi 4AなどのXiaomiのAndroidモデルは、 LenovoやMicromaxなどの競合他社に対抗し、インドで大々的に人気を集めています。
(via Strategy Analytics)
Last Updated on 2017年8月3日 by Editor
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