現在、シリコンバレーを中心としたIT企業の社員に注目されているのが「マインドフルネス」です。
「マインドフルネス」とは、超簡単に表現すると仏教の瞑想から、宗教性を抜き去ったものです。アメリカ人は、プラグマティックですから、瞑想の健康への効用を研究し、その手法を「マインドフルネス」として実用化したわけです。
「マインドフルネス」の効用としては、これまでパターン化されてきた心配や恐怖の世界からより安らかな世界へと移行できることです。なぜそういうことができるかと言えば「マインドフルネス」が脳の機能を変化させることです。これは科学的に証明されています。
その「マインドフルネス」の実践は超簡単です。
リラックスした姿勢で、呼吸を深くゆっくりと行いながら、その呼吸自体に注目します。雑念がどんどん浮かんできても呼吸に注目しなおします。
これを行うだけです。
最初は、朝にまとめてやりながら、仕事の途中に短時間挿入してい行きます。私もPCに向かって仕事のスタイルで「マインドフルネス」をやっています。(笑)
呼吸に注目するとその他のことを考えることができず「今に生きる」状態になります。思考は、未来や過去を想像しているだけで、本当の私たちは「今」にしか生きていないのに、思考に振り回されています。「マインドフルネス」を続けていくとその状態が薄れてきます。
いずれは、「マインドフルネス」の達人が言う「心にスペースができる」という状態になり、自然と優しさが湧き出てきて、人間関係が良くなっていき、より幸福感が出てきます。
要するに雑念で覆われていた心の本性である慈悲が現れるのです。
そして、差の先は努力だけではなく幸運にも恵まれないと味わうことのできない「悟り」(Enlightenment)の世界です。
Last Updated on 2016年11月13日 by Editor
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