新しいiPad(第3世代)が、Siri非対応である本当の理由?

新しいiPad(第3世代)がSiri非対応(未対応)である本当の理由は何でしょう?

簡単に予想できる答えとしては、iPhoneと明確な差をつけたいというAppleの思惑があるかもしれません。

実際にiPad(第3世代)のカメラは(カメラユニットの価格はたいしたことないにも関わらず)5メガピクセルとiPhone 4Sに比較して低解像度です。同様にSiriの対応・非対応によって、iPhoneとiPadの違いを強調する意味があるのかもしれませんが、多くの人が期待していた機能を搭載しなかった理由にしては弱すぎるような気がします。

別の理由として考えられるのが、Appleの完全主義的な考え方です。ご存じのようにAppleは故ジョブズ氏のポリシーから中途半端なものを嫌う傾向があります。

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ご存じのようにSiriの利用にはインターネットへの接続が必須ですが、iPadのWi-Fiモデルは常時インターネット接続環境で使用されるとは限りません。Siriのようなアシスタントが、環境によって動作せず、「ただいま私は休んでいます」といようなメッセージを出すこと自体が容認できなかったのかもしれません。(^_^;)

しかし、本当の理由は(信じられないことに)Siriが馬鹿?になっているためかもしれません。

Cult of Macは、Siriは5ヶ月前にリリースされている時よりも、馬鹿になっているようだと述べています。以前に答えていた質問に答えられなくなり、見当違いな答えを返すと言っています。

Siriは当初から、betaのままで正式リリースとはなっていません。理由は様々なリクエストを分析したり、学習機能によって、Siriをさらに進化させて正式リリースするためだと考えられます。

iPad非対応の理由はそこにあるのかもしれません。

Siriに対応したiPhone 4Sの売れ行きが絶好調なため、膨大な処理をこなさなければならず、結果的に学習能力が低下し、学習によって能力を高めるはずが、逆により知的な(的確な)答えを返すことができなくなっている可能性があります。(日本語版はまだ分かりません)

夏以降にはiPhone 5が販売され、現在、Siriを利用することができないiPhone 4ユーザーの膨大な買い替え需要に対応するためには、今年中に数千万台販売されるであろうiPadにまでSiriを対応させるわけにはいかなかった可能性があります。

おそらくAppleは、Siriの能力を高め、iPhone需要に対応することが先決で、iPadは将来の対応ということにしたのでしょう。

あくまでも推測の域を出ませんが。

関連記事→なぜ、新しいiPadにSiriが搭載されないのか?

(林檎1号)

Last Updated on 2017年7月4日 by Editor

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