外観的にはいたって普通のブラウザ・アプリです。このPuffinが人気なのはFlashの再生能力にあります。
ウェブサーフィンをしていると、特に企業のホームページなどでは、よくイメージビデオのようなフラッシュが使用されています。
AppleはジョブズCEOの方針でフラッシュ再生をサポートしていませんから、Apple純正のSafariでサイトを見るとフラッシュの部分が再生されず、下の写真のように表示されます。
そこでPuffinの登場です。同じページをPuffinで見ると見事に再生できます。（下の写真）
ご存じの方は多いと思いますが、AppleのiOS上で動作するブラウザのほとんどがAppleのウェブエンジンのWebKitを使用しています。WebKitを使用していなブラウザにはOperaがありますが、そのOperaさえも、iOSアプリとしてアプリ内にフラッシュの再生プログラムを組み込むことはできません。もし組み込めば、Appleの方針によりアプリとして公開することはできなくなります。
そこでフラッシュを搭載したいアプリ開発者は、知恵を絞り、外部サーバーでフラッシュを変換してiOSデバイスに再生することにしました。それは素晴らしいアイデアでしたが、閲覧したいサイトとの間にフラッシュを変換する外部サーバーを挟むことになるので、かなりパフォーマンスが悪くなります。
それでも上のHondaのサイトのような軽いフラシュであればほとんど問題ありません。しかしニコニコ動画くらいになると、結構きつくなってきます。
再生できないことはないですが、ネットのトラフィックがないなどの環境が整っていないと苦しい感じです。
でも、Safariならば以下のようにエラーが出て再生できませんから、神アプリと言えるかもしれません。
フラッシュ再生に関しては有名なSkyfireも使えるアプリですが、それぞれに得手不得手があるようです。
それは以下のサイトに詳しく書かれています。
→神アプリ解説
Puffinの価格は115円です。
Last Updated on 2016年5月11日 by Editor
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