[宇宙開発]ロシアが、ISS後の独自の宇宙ステーションをプレビュー公開

2022年8 月15日、ロシアのモスクワ地域にあるパトリオット・コングレスアンドエキシビション・センターで開催された国際軍事技術フォーラム「Army-2022」で、新しいロシアの軌道宇宙ステーションのモデルが公開されています。

ロイターが、同国のロスコスモス宇宙機関が、国営メディアによって ROSS と呼ばれる将来のステーションのモデルをレポートしています。軌道施設は 2 段階で打ち上げられ、4つのモジュールから始まり、サービス プラットフォームを備えた 6 つのモジュールに拡張されます。こ

の設計では、ローテーションツアーで4人を収容でき、伝えられるところによると、ロシアが現在ISS から得るよりも優れた地球の監視を提供します。

ただし、より具体的な詳細は明らかにされていません。ロスコスモスは日付を提供していませんが、国営メディアは、第 1 段階は2025年から2030年の間に開始されると主張しています。第2段階は 2030年から2035年の間に開始される予定です。

ロスコスモスは、2 月にロシアがウクライナに侵攻した後の西側の制裁やその他の措置に対応して、7 月にISSからの離脱を発表しました。もしこの動きが進めば、20年にわたる基地内での米露共同の恒久的プレゼンスに終止符が打たれることになります。

ロシアには、独自のプラットフォームをできるだけ早く稼働させるインセンティブがあります。ステーションがないことで、前述の地球観測と低重力研究の両方を実施するロシアの能力が制限されます。

国家の誇りの問題もあります。ロシアは、2001 年に最後の自営ステーションであるミールを廃止しました。

(via Engdget

Last Updated on 2022年8月16日 by Editor

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