一部のBig Surユーザー、MDMのバグが原因でmacOSを更新できず

先週、多くのmacOSシステム管理者が、一部のAppleデバイスがBig Surバージョン11.1へのアップグレードに失敗したと報告し始めました。

オープンソースのMicro MDMプロジェクトの開発者であるVictor Vrantchanは、問題を発見したと述べています。一部のMacは、Appleのアップデートサーバーに11.1ではなく11.0.1を誤って要求しています。問題のマシンがすでに11.0.1以降を実行している場合、そのアップデートは拒否されます。

影響を受けるシステムを再起動すると、更新が再び表示されますが、それが役立つ場合と役に立たない場合があります。次に11.1をインストールしようとすると、同じ誤った11.0.1要求が生成された場合、問題の動作は単純に繰り返されます。

Mac以外の人やシステム管理者以外の人にとっては、MDMプロファイルを削除すると、Appleの誤解を招くような名前のモバイルデバイス管理サービスになります。

これにより、教育機関や企業組織は、macOSおよびiOSデバイスのフリートを監視できますが、MDMをいじると、システムのセキュリティに深刻な影響を与える可能性があり、Macを職場に再登録することもスムーズにできない可能性があります。

(via ars TECHNICA

Last Updated on 2020年12月20日 by Editor

※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)