ジャパンディスプレイ(JDI)は、Appleからの借入金を軽減するために、石川県白山市にある主なLCD生産施設をシャープに売却する計画を最終的にまとめていると伝えられています。
JDIへの15億ドルの「前払い」で施設の建設に資金を提供したAppleに借金を返済するために、2019年に工場の売却を検討していると言われました。
日経 は、ジャパンディスプレイがAppleサプライヤーFoxconnの子会社であるSシャープに工場とその土地を売却する契約を締結することを計画していると報告しています。売却額は約400億円(約3億7500万ドル)と推定されています。
日本の石川県にある白山工場では、液晶スマートフォンのディスプレイを生産しています。2019年7月以降、生産停止状態のままになっています。これは、JDIの報告によると、iPhoneの OLEDへの移行に向けた準備の不足が報告されています。
JDIは、経済産業省(産業革新機構)の主導によって、ソニー・東芝・日立製作所の中小型液晶ディスプレイ事業を統合した会社ですが、経産省が関わると多くの場合、机上の論理で物事が進められるので、失敗しがちです。
(via AppleInsider)
Last Updated on 2020年8月28日 by Editor
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