[せんべろコラム]一人殺せば殺人者、何千万人も殺せば英雄!?
毛沢東の命日は、9月9日だ。毛沢東は、無謀な社会主義政策を実行し、その結果、5,000万人もの餓死者を出したと言われている。
それでも現在の中国では英雄である。しかし、いつまでも英雄とは限らない。
中国共産党が続いている限りという条件付きだ。
中国共産党には、その正当性を語るために建国の英雄が必要だ。中国共産党は、第2次世界大戦中に日本軍と戦っていないが、現在ではあたかも戦ったかのようなプロバガンダを行っている。
実際に日本軍が戦ったのは、蒋介石率いる国民党軍だったが、中国にとって、どちらも中国人だから、そのあたりは問題にしないのだろう。
同じ社会主義国の独裁者ソビエトのスターリンは、猜疑心が強く、少しでも疑わしい人物は粛正によって殺害した。
また、その手口が凄い。毎晩のように酒宴を開く。誘われた共産党幹部は、スターリンから酒を勧められると断ることができないから、ベロベロに酔っ払う。スターリンは、それを楽しみながら、裏切る可能性があると判断すると、すぐに粛正したらしい。
そのスターリンでさえ、1930年大の大粛正で殺したのは200万人だった。ただ、戦争では、自国の兵士に冷淡だった。ドイツ軍との戦いに少しでもひるむと殺害した。
そのために兵士は、不利な状況でも退却することができず、多数の兵士が犬死にしたが、結果的にドイツ軍はソビエト軍の粘り強さに負けてしまう。
スターリンにとって農民からなる兵士は虫けら同然だった。毛沢東にとっても、同様だったに違いない。
しかし、中国と違って社会主義の統治が終わり、一応資本主義経済に移行したロシアではスターリンの存在は過去の悪夢だ。
だが中国では、当分の間、毛沢東は英雄で居続けるだろう。
(via TOCANA)

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