米Appleが、数日前突如、オンラインストアでクリアランス(割引販売)としてiPhone SEの販売を復活させましたが、すぐに売り切れるという状態となりました。
販売価格は、32GBと128GBモデルをそれぞれ、100ドルと150ドル割引の249ドル、299ドルとなり、非常に入手しやすい値段となっています。
今回の販売台数が明かではないので、明確には言い切れませんが、低価格でコンパクトなiPhoneの人気を裏付ける結果となりました。
iPhone SEは、2016年3月に発売され、2019年9月のiPhone XS、iPhone XS Maxの発表と共に販売が終了しました。それまではiPhone SE 2が発売されるのではないかという情報が流れていましたが、その見方は一気に萎んでしいました。
iPhone SEは、低価格の上、片手で扱えるコンパクトデバイスとして、一定の人気があったため、Face IDとNFCを搭載したiPhone SE 2発売は、既定路線と考えられてていました。しかし、Appleは、片手で扱えるデバイスを切り捨て、低価格モデルとして、iPhone 7、iPhone 8を販売し続けることを選択しました。
2011年のスティーブ・ジョブス氏の死後、数年を経てAppleは、iPhoneの大型化路線をとり続けていますが、唯一の例外がiPhone SEでした。手のひらに収まる小型モデルを支持していたジョブズ氏は、iPhone 4Sの発表を見て亡くなりました。当時ジョブズ氏は4年後のモデルまでは、既定路線として決めていると言われていました。
そうするとiPhone 6s / 6s Plusまで視野に入っていたことになりますが、筆者は、ジョブズ氏が想定していたのは、iPhone 6とiPhone 6sで、大型モデルのiPhone 6 PlusとiPhone 6s Plusは、Samsungの大型化に対する対抗措置で、ジョブズ氏の死後に考えられたものだと思っています。
話は戻りますが、今のところAppleがiPhone SE 2を発売する気配はなく、リーク情報も途絶えています。しかし、今回のiPhone SEの販売は、iPhone XRの販売不振を埋める策として、小型モデルの需要を調べるために行われた可能性があります。
筆者は、Appleが、一定の需要のある手のひらに収まる小型モデルの販売を止めたのは愚策だと思っています。
新たにiPhone SE 2が発売されれば、胸ポケットやズボンのポケットにすっと収まり、片手でラクに操作が行えるコンパクトモデルとして、かなり売れるのではないかと思っています。
なぜなら、今のiPhoneは大きく、重くなりすぎて、スマートフォンの領域からハズレようとしています。(iPhone XS Maxはスマートフォンと呼ぶには、大きく重すぎます)
小さくて、軽く、多機能なのが、スマートフォン本来の姿です。そういう意味でFace IDとNFCを搭載したiPhone SE 2の登場が待たれます。
Appleさん、初心に返り頑張ってください!!
以下にiPhone SE 2に関する過去記事を紹介します。
https://ipadmod.net/2018/04/21/iphone-se-2%e3%80%815%e6%9c%88%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%a73-5mm%e3%83%98%e3%83%83%e3%83%89%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%83%e3%82%af%e5%bb%83%e6%ad%a2%e3%80%81nfc%e6%90%ad%e8%bc%89/
Last Updated on 2019年1月22日 by Editor
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