Appleは本日（米時間：2016年8月1日）、2016年7月1日を末日とする、2017年度第3四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は454億ドル（約5兆100億円）、希薄化後の1株当たり利益は1.67ドルとなりました。前年同期は、売上高が424億ドル（約4兆6,800億円）、純利益が78億ドル、希薄化後の1株当たり利益が1.42ドルでした。当四半期の米国市場以外の売上比率は61%でした。
（正式発表ではすべての財務データが公開されルと思いますが、英語版のプレスリリースでは、これまで記載されてきた純利益、売上総利益率が記載されていません。また、前年同期比では、売上げ等が増加していますが、一昨年（2015年度第3四半期）は売上高、496億ドル（約5兆4,700億円）、純利益が107億ドル、希薄化後の1株当たり利益が1.85ドルと今期を大幅に上回っていました。）
AppleのTim Cook CEOは、「売上高は前年同期比で7％増え、3年連続で成長を加速し、四半期ごとにサービス収入を記録することができました。」と述べています。
CFOのLuca Maestri氏は「6月期のすべての製品カテゴリーにおける単体および売上高の増加は、1株当たり利益が17％増加したと報告しています。また、当四半期中に117億ドルを投資家に還元し、プログラムの累積的資本収益は約2,230億ドルに達しました。」と述べました。
Appleは2017年度第4四半期の業績について、以下の予想を提供しています。
・売上高は490億から520億ドル
・総利益率は37.5％から38％
・営業費用は67億ドルから68億ドル
・その他の収益/（費用）5億ドル
・税率25.5％
Appleの取締役会は、当社普通株式の1株当たり0.63ドルの現金配当を宣言しました。当該配当金は、2017年8月14日の事業終了時点の株主に対して2017年8月17日に支払われます。
Last Updated on 2017年8月2日 by Editor
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