【Dropboxの事故】無料クラウド・サービスでの情報流出は自己責任で!?

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6月19日(日)[アメリカ時間]、クラウドで有名な「Dropbox」が、ソフトウェアのバグにより約4時間にわたって、実質パスワードなしで利用できる状態になっていました。

Dropboxといえば、無料で利用出来る共有ディスクスペースとして、iPadやiPhoneユーザーにおいても(専用アプリを通じて)かなりの人が利用しています。それが、4時間とはいえ、ID=メールアドレスと適当なパスワードでアクセスできたということは、かなり大きな事故です。

発表によると実際に他人からアクセスされた人は前ユーザーの1パーセント未満ということです。しかし、世界中で2,500万人の人が利用しているならば、25万人未満の人が不正なアクセスをされたことになります。

この事故をきっかけに、ユーザー自身が無料で提供されているクラウド・サービスとの付き合い方を考える必要がありあます。特に無料提供されているクラウドは、一部の有料ユーザーからの利用料や別部門の収入によって無料提供されているため、管理が甘くなる可能性があります。

また、無料のクラウドを利用する際の鉄則は、クラウド上に個人情報を置かないということです。クラウド上にアップする情報は仮に盗まれたとしても、支障のないものだけにすることが肝心です。

当然、秋にサービスが始まるiCloudの利用も例外ではありません。無料のクラウド・サービスは基本的に保証のない自己責任のサービスだということを理解して上手に活用しましょう。

→MobileToday

以下はDropboxのポリシー(利用規約?)の抜粋です。

自己責任での本サイトの利用

お客さまの本サイト、コンテンツ、ファイル、サービスへのアクセスと利用のリスクはお客さま自身でご負担いただきます。 Dropboxはお客さまが本サイト、コンテンツ、ファイル、サービスへのアクセスと利用の結果として生じた、お客さまのコンピューターシステムの被害、データの喪失または破損、その他の被害に責任を負いません。

現状でのDropboxの利用

本サイト、コンテンツ、ファイル、サービスは現状で提供するもので、明示的にも黙示的にも保証またはいかなる種類の条件もありません。 上記にかかわらず、Dropboxでは、商品性、特定の目的についての適合性、侵害のないこと、取引への利用に関して保証しないことを明示的に表明します。 お客さまは、本サイト、コンテンツ、ファイル、サービスの利用により、予期しない結果、データまたはやり取りの喪失または破損、プロジェクト遅延、その他予想できない損害または損失、または意図していない第三者に対するお客さまのデータまたはファイルの開示が生ずることがあることを承認します。

 →Dropbox

 

Last Updated on 2016年11月12日 by Editor

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