Appleの内部文書によると、AppleのT2セキュリティチップは、搭載Macのサードパーティによる修理を不可能にするとのことです。
このことはThe Vergeが伝えていて、T2搭載Macのハードウェア修復処理は、AppleのAST 2 System Configurationソフトウェアが実行されるまで完了しないということです。ソフトウェアが実行されていない場合、Macは「動作不能」状態のままです。
新しいMacではロジックボードやTouch IDセンサーを含む特定のコンポーネントの修理後にソフトウェアチェックが必要です。
Appleは、The Wall Street Journal2チップの導入により、セキュリティ上のメリットがあると説明していますが、同時にサードパーティの修理を不可にするという措置は、ユーザーにとっての選択肢を狭めることになります。
セキュリティと利便性はトレードオフの関係にあるので、仕方がないのでしょうが、割り切れない部分を感じてしまいます。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2018年11月14日 by Editor
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