ティム・クックCEOは、本日の2017年度第3四半期の決算発表で、「中国のVPNアプリケーション規制」について質問されました。
Appleは、中国政府の規制とApp Storeからの削除要請に基づき、匿名の通信が可能なVPNアプリケーションについて7月末に削除を行いました。
Appleは、アプリ開発者に対しては中国の法律に照らすと違法な機能が含まれているため、中国向けのApp Storeから削除したと説明していました。
この件について、ティム・クックCEOは以下のように述べています。
「新しい規制を満たさないVPNアプリケーションをApp Storeから削除することが政府から求められていました。私たちは他のApp Storeでの規制を守らなければならないことを理解しています。現在、App Storeには中国以外の開発者からの数百ものVPNアプリケーションがありあります。(中国政府が)アプリケーションを削除する理由は明らかではありませんが、他の国と同様に、私たちはビジネスを行うために法律を守ります。将来的には制限が緩和されることを期待しています」と述べました。
VPNアプリケーションのストアからの削除については、ロシア政府も11月1日から行うとの法案を成立させており、政治的な問題を抱えている国での情報統制が広がり始めています。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年8月2日 by Editor
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