部品の供給不足によってiPadの出荷予測を下方修正、Xoom、Galaxy Tabの受ける影響はさらに深刻?

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29日の午前1時半ころAppleオンラインストアでオーダーした方は、最初から出荷予定が1-2週間になっていることに驚いたと思います。思い出すのは昨年のiPad発売の時はオンラインストアでは、早朝の予約申し込みで5月28日の発送でした。

今回は発売発表からオンライン販売まで1日しかないない代わりに、発送までの時間が初っ端から1-2週間となっていました。状況は昨年と余り変わらないのかもしれませんが、最初にオーダーすれば、出荷がもっと早いものと期待が膨らんでいただけに失望感が大きかったのではないでしょうか。冷静に見ればアメリカのオンラインストアでも1-2週間の出荷予定ですから、仕方のないことなのでしょう。

そのiPad 2の供給について、今後、供給が悪化するのではないかとの予測が再び出てきました。この度、アメリカの調査会社IHS iSuppli社は2011年中にAppleが3970万台のiPadを出荷すると予測しています。これは以前の予想である4370万台より大幅に減少しています。LCDディスプレイやスピーカーの供給問題が存在しているためIHS iSuppli社は予測の下方修正を行った模様です。

台湾のDigitimesは供給不足の部品や材料とし、NAND型フラッシュメモリ、ジャイロセンサー、タッチスクリーンのガラス、コンデンサ、カバーチップ抵抗器、ビスマレイド・トリアジン樹脂などをあげています。

これらの供給不足はiPad 2だけでなく、GalaxyやXoomなどのAndroid系のタブレットの供給にも影響を与えるでしょう。過去最高の売上高、純利益を記録したAppleは豊富な資金力によって部品を確保するでしょうから、他のタブレット・メーカーが受ける影響の方が深刻かもしれません。

 →The iPad Guide

 

Last Updated on 2011年5月1日 by Editor

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