業界関係筋によるとAppleがクラウド上で行うミュージックサービス(ロッカー・サービスなど)についてEMIと合意に達したとのことです。(CNET)
Sonyミュージック・エンターテイメントやユニバーサル・ミュージックとも近日中の合意を達する見込みです。
AppleはWorldwide Developers Conference(WWDC)での発表を予定しているようで、4大レーベルとの契約締結を急いでいます。
Appleのウリは、先行して始めたAmazonやGoogleのミュージック・ロッカーサービスが、音楽レーベルと未契約のため、個人が所有する音楽ファイルをクラウドにアップロードしなければならないのに対して、レーベルとの契約を締結することにより、もっとユーザー・フレンドリーなサービスを提供することです。
それは以前企業買収したLaLaの技術を使って、個人のストレージ上に所有する音楽ファイルを調べ、音楽レーベルのマスタートラックに存在するファイルは、クラウド上にアップロードせずともマスタートラックの音楽ファイルにアクセスできるサービスを提供するのではないかということです。
そうすることによって、ユーザーは大量の音楽ファイルをアップロードする時間的なロスを避けることができますし、高音質のストリーミングを楽しむことができます。
Appleにとっては、世界中のユーザーにこのサービスを提供するに当たり、サーバーなどのシステム面での負担を大幅に軽減することができます。
しかし、このサービスに対してユーザーの経済的な負担がどれくらい発生するのか、またこのサービスがまるごと日本で提供されるかどうかは不明です。
Last Updated on 2015年5月22日 by Editor
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