立憲民主党のお家芸、週刊誌ネタで質問する塩村あやか議員の無能ぶり

塩村あやか

週刊誌に載っているウワサ話をそのまま国会の議論に持ち込んで、根拠が薄いまま責め立てるやり方は、一部の野党がずっと批判されてきたお決まりのパターンですよね。

さきほどの参議院予算委員会で、立憲民主党の塩村あやか議員が行った質問は、まさにその典型的な例になってしまいました。

塩村議員は『週刊文春』の記事をベースにして、高市首相をグイグイと問い詰めようとしました。でも、高市首相は最初から最後までいたって冷静。内容の怪しい追及を、文字通り「余裕でスルー」するような態度でサラリとかわしてしまったんです。

この一連のやり取りを見ていると、議員個人のリサーチ不足が目立つだけでなく、自分たちでちゃんと政策を議論したり事実を突き止めたりすることを後回しにして、メディアのスクープに頼りきっている立憲民主党の「効率の悪さ」が改めて浮き彫りになった気がします。

本来、国会は私たち国民から選ばれた議員が集まる大切な話し合いの場です。政府のやり方をチェックして、もっと良い法律を作るための場所ですから、そこでの質問には客観的なデータや確かな事実、あるいは議員が自分で足を運んで集めたオリジナルの情報が必要なはずです。

それなのに、今回の塩村議員の質問は、週刊誌に書かれた疑惑をそのまま読み上げて政府の責任を責めるという、なんともお手軽なアプローチばかりが目立っていました。

週刊誌の記事がすべて間違っているとは言いませんが、目を引く見出しや誰だか分からない人の証言をそのまま国会の質問に使うのは、公平な議論という点で見てもかなり危なっかしいことです。

国会議員という立派な立場にいながら、事前の裏付けや独自の確認もせずにメディアの報道に便乗するだけの姿勢は、厳しい目で見られても仕方がありません。

これに対する高市首相の返しは、本当にお見事でした。野党側の挑発的な言葉にもカッとなることなく、事実に沿って筋道の通った説明をして、週刊誌の不確かな情報をやんわりと突き返す形で質問の勢いを完全に無くしてしまいました。

首相がまともに相手をしていないように見えたのは、野党側の追及に具体的な証拠や、核心を突くロジックがすっぽり抜けていたからです。

根拠の薄い週刊誌ネタに対して、国のトップがわざわざムキになって反応する必要はありません。むしろ冷静に聞き流すことこそが、一番効果的な大人の対応になります。この場面は、攻める側の準備不足と、受ける側の圧倒的な安定感の差がはっきりと見えてしまう結果になりました。

塩村議員のこうした質問スタイルは、彼女ひとりの問題というよりも、所属している立憲民主党全体のいつものクセを表しているようです。この党はこれまでも、新聞や週刊誌が発売されるタイミングに合わせて国会の質問を組み立て、いわゆる「スキャンダル追及」で政権にダメージを与えようとするやり方を何度も繰り返してきました。

こういう作戦は、一時的にニュースで注目されることには成功しても、国民の生活を良くしたり、国の安全を守ったりするような、前向きなアイデア(対案)を出すことにはまったく結びつきません。

政策の中身やこれからの国のビジョンで堂々と勝負するのではなく、他人が用意した土俵でドロ仕合を挑むような体質だからこそ、多くの有権者から「批判ばかりで具体的な案がない」と言われてしまうのではないでしょうか。

今回の予算委員会で見られた光景は、日本の国会でよくある「中身のないパフォーマンス」そのものです。

いま国民が本当に求めているのは、物価高への対策や社会保障の改革、外交や安全保障といった、目の前にある大事な課題についての意味のある話し合いです。週刊誌のゴシップ記事を盾にして首相に詰め寄るような質問は、貴重な国会の時間をムダにしていると言われても否定できません。

自分たちでろくに調べもせず、本当かどうかも分からない情報に頼って、大臣の失言や失脚を狙うようなやり方は、もはや「お家芸」というより野党第一党としてうまく機能していない証拠です。立憲民主党が本気で政権交代を目指すのであれば、こうした不毛なやり方から卒業して、事実に基づいた建設的な政策論争の場へと戻ることがどうしても必要です。

参考:参議院インターネット審議中継 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

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