[アップルの神が微笑むプチ仕事論](3)個性で演出するプレゼンテーション
それまで多くのユーザーにとって画面を叩いて、文字を打ち込むことなど考えられませんでしたし、スマートフォンにスタイラスは必須とは言わないまでも、非常に重要なアクセサリでした。ジョブズは、それを他のデバイスと比較してわかりやすく説明します。小学生にも分かるように噛み砕いて語ります。
ティム・クックは、ジョブズのようなスター性はないので、画像や動画を多用してプレゼンを演出しています。クックのプレゼンは、滑舌がよく聞きやすいのが特徴です。
もちろん、基調講演の最初に登場するクックは、新製品の発表については、触りだけで、具体的な発表は他の幹部に譲ります。ジョブズ、クック共に彼らの個性が反映しているプレゼンです。
アップルの基調講演以外にプレゼンで参考になるのはTEDです。
TEDは、社会や教育について、ステージで視聴者に語ることが中心のプレゼンテーションで、スクリーンに映し出される情報は、あくまでも語りをサポートするものです。
おそらくプレゼンテーションの基本は、受け手に語りかけながら、製品やサービスに対する考え方、製品等の情報、そして、それらの製品等に対する自分の思いを伝えることです。
それはなかなか難しいことです。印象に残るプレゼンを行うためには、かなりプレゼンのリハーサルを行う必要があります。アップルの幹部たちも、個人差はあると思いますが、基調講演の前には相当練習しているように見えます。
私たちも、重要なプレゼンを行う前には、基調講演やTEDを見て自分に合ったスタイルを見つけて、練習を積む必要があります。

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