ティム・クックCEO、決算発表での「トランプ大統領が述べたAppleが米国内に3つの大きな工場を建設する」ことについての質問をかわす!

先週、トランプ大統領がThe Wall Street Journalのインタビューにおいて、Appleが米国内に3つの大きな工場を建設する計画を持っていると述べ、期待感を表明しました。

しかし、反面、そのような約束の実現は不可能なので、Appleのティム・クックCEOがそのような約束を本当にしたのかとの疑問も湧いていました。

本日(日本時間)朝の決算発表の質疑応答では、当然、工場の建設計画についての質問が出ましたが、クックCEOは、Appleは米国内で200万人の雇用を創出しているとして3つの貢献を述べ、質問への直接的な言及を避けました。

1つ目は、Apple Storeの従業員雇用と、Appleの開発者コミュニティによる雇用の創出です。
2つ目は、Appleによるコーニング(ディスプレイ用ゴリラガラス製造)などの米国企業からの部品購入です。
3つ目は、Appleのクパチーノ本社などキャンパスでの従業員雇用です。

ティム・クックCEOは、Appleの売上げにおいて、その3分の1が米国内であるのに対して、Appleによる従業員の3分2が米国内だととして、Appleが、米国内の雇用に多大な貢献をしていると主張しました。

このことからもトランプ大統領の発言は、クック氏の約束ではなく、トランプ大統領の希望であることが推測されますが、今後Appleへの要求は強まってくると考えられます。

(via MacRumors

 

Last Updated on 2017年8月2日 by Editor

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