Bloombergによると米Amazon.comが、全米で数百店舗を展開するスーパーマーケット「ホールフーズ」を買収しました。
Bloombergは今回の買収は食品のAmazonにとって配送網取得といった意味合いが強いと分析しています。Amazonは食品配送業を自社で展開していましたが成功していないため、今回、「ホールフーズ」の買収に踏み切ったと考えられます。
この買収が成功すれば、日本でも同様の買収が予想されます。
日本でも食品配送が行われるとしたら、最大の食品配送網を持つのはコープです。しかし、これは日本独特の生活協同組合なので買収は無理ですし、提携も考えにくい状況です。
従ってAmazonは、イーオンとかセブン&アイ・ホールディングスといった配送網を企業と提携するか、もっと小規模の企業を買収して食品販売の全国展開を行うかもしれません。
Amazonは、ニューヨークで書籍の実店舗を展開するなど、リアル店舗にも力を入れ始めています。今後、Amazonが食品の直接販売及び配送に力を入れることが、どのように業界に変化をもたらすのか興味があるところです。
Last Updated on 2017年9月20日 by Editor
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