デバイスを分解して製造コストを調べるので有名なiFixitがThunderboltケーブルのコストを弾きだしています。
そのコストは50ドル、日本円で約4,000円です。日本のApple Storeでは4,800円で販売されていますからその差は約800円。Appleの儲けはほとんどありません。
そもそも、Thunderboltケーブルが、なぜ高価なのかという疑問があります。USBケーブルならば100円ショップでも販売されているのに、なぜ4,800円も払ってケーブルごときを購入しないといけないのでしょうか?
その疑問をiFixitが明らかにしてくれました。
ケーブルを分解するとコネクタの部分にICチップが埋め込まれています。これはデータの構想伝送のために必要なチップスです。このためにケーブルが高価になっています。
AppleはIntelと共同開発した独自のThunderboltを普及させるために、儲けなしでThunderboltケーブルを販売しているのです。
理由はFirewireの二の舞にしたくないからです。Firewireも鳴り物入りで登場しましたが、レコーディング関係で使われている以外は鳴かず飛ばずです。
ThunderboltはAppleのプライドにかけて普及させる必要があるのです。
Last Updated on 2017年5月4日 by Editor
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