AppleスペシャルイベントでiPhone Xのデモを行った際のCraig Federighi氏は、一瞬、青ざめたかもしれません。それは、ステージ上のiPhone Xが思うとおり動作しなかったからです。
すぐにFederighi氏は、予備のiPhone Xに切り替えて難を逃れましたが、その動作の問題が、注目されている顔認識の「Face ID」だっただけに、「Face ID」の動作は不完全ではないかとの見方がネット上に流れました。
まず、Federighi氏は「Face ID」でのロク解除のため。ステージサイドで、ロック解除のために、予め自分の顔を認証登録しているiPhone Xを手に取り、iPhone Xに顔を向けました。しかし、認証が失敗し、パスコードが表示されました。Touch ID利用時と同様に認証が失敗したときはパスコードでロックを解除しなけれればなりません。
Apple側は、この失敗はiPhone Xが正常に動作したためだと説明し、Face IDの動作に問題はなかったとしています。
実は、基調講演の準備の際にスタッフがFace IDの動作を意識せずにFederighi氏の顔が登録されているiPhone Xをセッティングしてました。
イベントで、Federighi氏が自分の顔の認証を行った際には、iPhone Xは、登録されたFederighi氏の顔と違うので、すでに2回スタッフの顔をエラーと判断していたために、Federighi氏がFace IDで認証をしようとしても、(顔認証エラー後のロック解除のために)パスコードが表示されたとのことで、正常動作だったとことです。
ステージ上で認証に失敗したFederighi氏はすかさず、予備のiPhone Xに切り替え、予備のFace IDでに認証は成功しました。
Appleが、わざわざ嘘をつく理由もないので、これが真相だったのでしょう。
でも、全世界で何百万人もが見ているプレゼンですから、準備に関わったスタッフは、後で叱られたでしょうね。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年9月14日 by Editor
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