Microsoftが、2014年にサポート打ち切ったはずの「Windows XP」に世界的に猛威を振るうランサムウェア「WannaCrypt」の被害を防ぐパッチを公開しています。
イギリスでは医療保険制度(NHS)のコンピュータに感染し病院の診療が止まったり、イギリスの日産工場の生産が止まったりと、世界中の74カ国以上に広がり、被害があまりに大きすぎるために急遽サポート切れのXPにもパッチをリリースしたものと思われます。
ランサムウェアとは、感染したコンピュータのドライブを暗号開始し、身代金を払わないとデータの暗号化を解除しなかったり消してしまうと言う悪質なマルウェアです。今回の「WannaCrypt」(下画像)はロックの解除にビットコインを要求しています。
「WannaCrypt」のWindows 10への感染はほとんどないとのことで、Windows 8や7が主な標的になっているとのことすが、サポートが終了したWindows XP、Windows 8、Windows Server 2003にも一部感染していることから、Microsoftは大々的にセキュリティパッチを公開しています。
今回の「WannaCrypt」の注目点は、アメリカ国家安全保障局(NSA)から流出したとみられるハッキングツールが含まれていたことです。
対策としては、Windowsの利用者は状態に状態を保つことと、古いサポートを終了したWindowsを使用している人は、下記のリンクからパッチをダウンロードしてください。
(参考:Engadget)
Last Updated on 2017年10月8日 by Editor
関連記事をどうぞ!
※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)