調査会社Strategy Analyticsによると、2016年第3四半期(7-9月期)における全世界のスマートフォン販売における利益の大部分をAppleが独占しているとのことです。
同期のスマートフォン全体の利益は940億ドル(約10.4兆円)。そのうち91%の850億ドルをAppleが握っているという驚きの数値です。
2位以下のメーカーは、Huawei、Vivo、OPPOといった中国メーカーですが、その利益は全体の2%を超えるのがやっという悲惨な状況です。
(via MacRumors)
Appleの戦略は、売上げが低迷してくると部品メーカーに値下げを求め、同時にiPhoneの新カラーや大型ディスプレイモデルを投入するなどして高い利益率を確保してきました。
価格については、iPhone 7のエントリーモデルである32GBモデルの部品コストを219.80ドル(現在のレートで約24,000円)で、日本国内では現在、SIMフリーモデルが72,800円(税抜き)で販売されていますから、輸送や販売コストを差し引いても非常に大きな利益を上げていることが分かります。
Last Updated on 2017年9月22日 by Editor
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