ネットマイルが10月下旬〜11月上旬にかけて、日本と中国で電子書籍に関するネットリサーチを実施しました。
この調査から、中国人に比較して日本人の電子書籍に対する意識は低く、従って利用者も少ないという状況が分かりました。
電子書籍の利用に関しては、調査対象となった中国ネットユーザーのうち7割以上が電子書籍を利用しているのに対して、日本ユーザーの利用は約1割でした。
また、電子書籍の利用理由については、日本人は「ほんの置き場所に困らない」という物理的な理由が1位を占め、中国人は「入手の早さ」が1位という結果でした。日本では、流通するコンテンツが少なく、自炊をしている人が多いという状況が反映しているのかもしれません。(それともウサギ小屋と言われる住宅状況でしょうか?)
「電子書籍を利用しない理由」については、日本人は「電子書籍を利用する必要性を感じない」が多く、中国人は「読みたいジャンルが揃っていない」が多くなっています。ほかに日本人は「紙書籍で利用したい」という思いが強いことが分かります。
この調査から読み取れるのは、コンテンツが少なく、電子書籍ストアが乱立して使いにくい日本の電子書籍環境が、中国人に比較して、日本人の電子書籍に対する利用や意識を低くしてるのではないかということです。
ある意味、日本は電子書籍後進国と言えるのでは・・・
→ネットマイル:【日中比較】電子書籍に関する調査レポート(PDF)
Last Updated on 2017年1月2日 by Editor
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