EU(欧州員会)は、先日、GoogleがAndroid端末メーカーに、自社の検索エンジンとChromeを事前搭載するように要求したことなどが独占禁止法に違反するとして50億ドル(約5500億円)の制裁金を科しました。
AppleのiOS、Safariを標準搭載しているため、シェアがもっと多ければEUに制裁金を科されるかも知れませんが、今のところAndroid端末のシェアが大きいため、制裁の話は出ていません。
しかし、Business Insiderによると、Googleの次のターゲットはAppleで、対象は独自のLightningコネクタだと言います。
背景はEUの競争政策担当委員のマルグレーテ・ベステアー(Margrethe Vestager)氏が、スマートフォンの充電器について標準化を進めたいと考えているからです。
現在のAndroid端末は、USB-CもしくはマイクロUSBを利用しています。Appleだけが独自のLightningを利用し、このライセンスによって利益を得ています。
加えて、修理もApple Storeや正規代理店でしかできず、AppleCareという独自の保証制度で莫大な利益を得ています。
同氏はこれらが我慢ならないようです。もしもAppleが、EUでの標準化を迫られるとしたら、2019年のiPhoneは、USB-C搭載になる可能性があります。
これはユーザーにとって、高速充電も可能になるのでメリットがあります。
Last Updated on 2018年8月13日 by Editor
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