先日、The Wall Street Journalが、iPhone Xの研究費や広告費などを含まない部品のコストは、販売価格の999ドルに対して、部品の価格は581ドルで販売価格の58%だとSusquehanna International Groupの調査結果を報じていました。
この部品のコストに関連して、The Wall Street Journalが、10月2日付けの記事でiPhone Xが売れれば売れるほど、Samsungが儲かるという内容の記事を掲載しています。
Samsungは、iPhone Xを一台生産すると、OLEDディスプレイ、バッテリー、コンデンサーでAppleから110ドルを得ることができます。
Counterpointは、2019年夏までにiPhone Xは1億3,000万台販売されると予想しています。iPhone Xの部品生産によって得るSamsungの利益は膨大なものになるはずです。
その間に売れるSamsungの Galaxy S8は5,000万台の予想で、1台につきSamsungの部品は202ドルですから、Samsungは、かなりAppleに依存していることが分かります。
投資銀行CLSAは、Appleの部品による収益がサSamsung全体の収益の3分の1以上を占めていると積算しています。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年10月2日 by Editor
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