The Wall Street Journalが、iPhone Xの生産に詳しい人物からの話として、iPhone Xの製造では「ロミオ」モジュールよりも「ジュリエット」モジュールの生産に大きな問題を抱えていて、生産がアンバランスになっているとのことです。これらはFace ID用のTrueDepth顔認識システムの一部です。
「ロミオ」モジュールには、ドットプロジェクタが含まれています。このドットプロジェクタには、目に見えないドットを3万個以上投射して、顔の正確な奥行きマップを作成します。
「ジュリエット」モジュールにはパターンを分析する赤外線カメラが含まれています。
先日、KGI証券アナリストのMing-Chi Kuo氏もレポートで3D顔認識カメラの生産に問題を抱えていると述べていました。
またWSJは、現在、iPhone Xの組み立ては順調に進んでいますが、リリース後の大きな需要に直面すると生産上の問題が拡大する懸念があるとのことです。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年9月28日 by Editor
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