Bloombergが、iPhone 8とiPhone 8 Plusよりもは、iPhone 7とiPhone 7 Plusの方が製造コストが高くなっていると「IHS Markit」が積算した製造コストについて報じています。(これには部品とそれを組み立てるコストのみが含まれていて研究開発、ソフトウェア作成、広告、配送などのコストは含まれていません)
それによると「iPhone 8(64GB)」の製造コストは247.51ドル(約27,800円)で、iPhone 7の製造コスト237.94ドル(約26,500円)に比べて約10ドル(約1,200円)上昇しています。実際のiPhone 8は699ドル(約78,000円)、iPhone 7は649ドル(約72,000円)で販売されています。
最もコストがかかっているのがディスプレイ関係と機械的エンクロージャ(安全な筐体)です。Appleは、ディスプレイで新たにTrue Toneをサポートしました。ボディ周りではフロントとリアの両方がガラスのため、強度がある安全な内部フレームを使用しています。
iPhone 7の価格と比較して、iPhone 8は、ワイヤレス充電モジュールで2ドルのコスト増、A11のバイオニックチップは5ドル増、さらに256GBのストレージオプションは6ドルの増です。
2015年には、AppleのCEO、ティム・クック氏は一般的にコストの内訳は「現実とは大きく異なっている」と述べました。 「正確なコストに近い情報は見たことがない」とも述べています。
クック氏の言うとおり、あくまでも一般的な予想であり、Appleはサプライヤーにもっとコストダウンを求めているかもしれませんし、生産歩留まりの低い特殊な部品に関しては、もっとコストをかけているかもしれません。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年9月26日 by Editor
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