iPhone 6s / 6s PlusのCPUである「A9」は、Samsung製とTSMC製の2種類があります。
前者が14nmプロセスで製造、後者が16nmで製造されていて、一見、Samsung製の方が性能が上のように思いがちですが、バッテリー消費については、TSMCに軍配が上がりそうです。
Austin Evans氏が公開したビデオでは、2つのメーカーのCPUを搭載した2台のiPhone 6sにおいて、ベンチマークアプリの「Geekbench 3」を使用して、バッテリー残量が50%になるまでの時間を計測しています。結果は50分もTSMCのCPUを搭載したiPhone 6sの方が長かったとのことです。
もう一つのビデオでは、明るさなどの設定を同じにした2つのモデルで、30分のタイムラプス実行後、バッテリー残量を計測するとSamsung製が84%、TSMC製が89%となりました。
また、10分間4K動画を撮影し、iMovieで10分間、ビデオをエクスポートし「Geekbench 3」で計測したところ、Samsung製は55%、TSMC製は62%でした。
比較的、負荷のかかる作業では、バッテリー残量に差が出る傾向があり、CPUにとって軽い作業では、あまり差が出ないようなので、通常の使用では、それほど差がないようです。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年9月14日 by Editor
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