現在の日本は、円安で苦しんでいる。輸出大国であった頃は、非常に輸出がしやすくなり喜べたが、今の日本では、企業が海外進出を果たし、国内生産が減り、なおかつ国民の給料が上がらないため、輸入食品などが高騰し、庶民の生活苦に拍車をかけている。
さらにかアメリカやオーストラリア産牛肉、海外産の魚介類などは、中国、韓国、台湾はおろか、フィリピンなどにも買い負けしているヤバい状況だ。
円安の原因は、日銀の低金利政策で、景気を刺激するために貸出金利を下げて設備投資に回してもらおうとしていたが、高金利政策をとり始めた米国などに資金が流れて(円を売ってドルを買うこと)、景気の刺激になっていない。
かといって、アメリカへの資金流出やアメリカへの資金の集中をを防ぐために、日銀が高金利政策をとrぷとしとしても、政府が国債を大量に発行しているっため、金利が1パーセント上がると、国債の支払金利が年ベースで何兆円も増えるため自殺行為となる。とても金利を上げるどころではないという八方ふさがりの状態だ。
以下が、政府の債務残高で、日本はGDP規模に比較して、莫大な借金を抱えている。
『世界ランキング「国の借金」政府債務残高/政府債務残高対GDP比』 )
【政府総債務残高ランキング】※単位は億米ドル、
1位「米国」280,313
2位「日本」131,697
3位「イギリス」46,503
4位「フランス」46,144
5位「イタリア」45,820
6位「ドイツ」35,978
7位「ブラジル」33,350*
8位「スペイン」26,378
9位「カナダ」22,481
10位「メキシコ」15,921
出所:OECD(2020年)
*は2019年数値
【政府総債務残高対GDP比率】
1位「ベネズエラ」307.0%
2位「日本」263.1%*
3位「ギリシャ」198.9%
4位「スーダン」184.3%*
5位「エリトリア」170.8%*
6位「カーボヴェルデ」154.1%*
7位「イタリア」150.9%*
8位「バルバドス」135.8%*
9位「ブータン」134.9%
10位「シンガポール」132.8%
出所:IMF(2021年)
※*は推定値
(via Yahooニュース)
米国のGDP規模は日本の3倍以上だから、日本がいかに多くの借金を抱えているか分かる。
GDP比でみると、その危機的な数値(パーセンテージ)が明らかになる。
従って、政府の打つ手はもうないと言っていよい。あるとしたら、本気で規制緩和して、世界的なイノベーションを起こす企業が出てくることを願うばかりだ。
もしも、そうならなければ、カイパーインフレとデフォルトで、お金がただの紙くずになり、令和の徳政令となるかもしれない。
だから、お金持ちは、外国のタックスヘイブンにお金を移動させたり、価値の下がりにくい金やダイアモンドなどに換金している。
しかし、一般国民(庶民)はそれができない。だから貯金をたくさん持っている人は、金の価値が下がるために損をし、借金を抱えている人は得をする。
もともと、何千万円もの住宅ローンというのは、多少のインフレ下でないと支払うことは難しいのだ。っデフレ下では、借金はどんどん重くなってくるから、(国も含めて)膨大な謝金を抱えている人には徳政令も悪くないかもしれない。(それは冗談笑)
M林檎
Last Updated on 2022年8月17日 by Editor
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