小型のiPadが発売されるという噂が絶えません。
現行の9.7インチディスプレイのiPadが発売される前、Apple社内では様々なサイズのプロトタイプが制作されました。その中には、当然、小型サイズもあったのですが、最終的にジョブズCEOが9.7インチサイズが一番使いやすいという判断を下しました。
先秋には、Appleが7インチディスプレイのiPad発売を計画しているとの報道がなされましたが、ジョブズCEOは、インタビューで7インチサイズのiPadの発売は”絶対にない”と明言しました。それで噂は収束したとおもいきや、再び6インチのiPadの発売についての噂です。しかし、今回はiPadではなくiPod touchではないかとの予想も出ています。
実際のところ、iPadやiPod touchと銘打った新デバイスが発売される可能性はあるのでしょうか？
すでにiPad、iPod touch、iPhoneは位置づけが確立しているので、これらのカテゴリーでの発売は期待薄と言わざるを得ません。
しかし、新しい路線の製品であれば十分考えられます。
それは何なのかと言えば、ゲーム機です。すでにAppleはiOS上でゲームセンターという仕組を作りオンラインゲームにも進出しています。それをベースにすれば、すぐにゲーム機を中心としたエコシステムを構築することができます。
今後は３Dゲームも注目を集めそうです。ニンテンドーは3DSを発売しますし、SONYも３G通信に対応した新PSPを投入し、ゲーム市場での生き残りを図ります。Appleもゲーム市場を大きな収益源と考えていますから、過去のゲーム資産を活かしながら、本格的に市場に打って出ることは十分考えられます。
AppleがiPadやiPod touchアプリとの互換性を保持した上、iPhoneやiPod touchではハードの構造上、限界のあるゲーム操作を改良した新デバイスを発売するならば、ゲーム機市場の構図を塗り替えることは間違いありません。
Last Updated on 2017年1月2日 by Editor
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